僕はLet’s Danceが大好きだ。 曲自体も良いが、ドラミング、コーラス、アレンジ、当時とても影響を受けた。 勿論この頃のシリアスムーンライトツアーで日本に来た時は観に行った。 見たことのない巨大でド派手なステージセット、ビックリした。 ショーが始まって、もっとビックリした、歌がすごく上手いこと、 ダンサブルなのにロックンロール＆ブルージーなこと、 そしてとてもプログレッシブなアレンジであったこと。 1980年代初期、時代はアナログからデジタルに移行が始まり、 音楽が混沌としていた時に、 ボウイは両方をうまく取り入れて自分のものにしていた、 とても影響を受けたし参考になった。 1990年から2000年代はあまり聞いてはいなかったが、 ボウイが永眠した後、いろいろな形でボウイトリビュートをやるようになり、 90年代や2000年代のライブ映像などを見る機会が増えて、また驚いた！ 進化し続けているのがハッキリわかる。すごい人だということ。 どんなアレンジでも全部ボウイなのだ。 ボウイの曲を演奏すると、とても良い頭の体操になる、カッコいいリズムと ちょっと変なアレンジとサイズ、気が抜けない、 とても間違えやすい。だから注意力が増す。 今回のメモリアルライブも簡単な曲は1曲もない。 全身全霊をかけてボウイを追悼したい。 Drums 柏原克己
Photo by mitsue nakamura
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